アロマの化学と魅力
昨日は京都でアロマ上級者コース後期の初日でした。
このコースでは、アロマの基礎知識をいかして、もっと実用的に楽しむコツをご紹介しています。
私だけが担当しているのではなく、月替わりでいろんな講師が、
独自の考え方、哲学、楽しみ方をご紹介しているので、
いろんな側面からアロマテラピーというものを見ていただけます。
もちろん、本には載っていない講師イチオシ!!もののアロマグッズを毎月実習しますので、
レシピもお教えしますし、作るプロセスも楽しんでもらえます。
その中でも、一貫していること。
一つの精油を知るコーナーを設けている
ということです。
今、いっちばん大きいアロマの協会といえば、日本アロマ環境協会なんですが(私も所属。)
協会が正しいアロマの知識の普及と啓蒙のために、年2回アロマテラピー検定をしてはります。
その検定では30種類精油を知り、その知識を問うテストがあります。
その中の、精油(結構マニアックな精油で、香りも独特。でも好きになるとこれまたやめられない!)を
10種類を1つずつ1年かけてご紹介しています。
"え!一年で10個??そんなに時間かかるの?"
と思うでしょ!!
一気に複数個も一日で精油知ることできませんよ!
名前ぐらいは覚えられるとは思うけど、
使ってみないと、それを一か月使い続けてみないと
良さも、悪さもわからへん。
と私たちは思っています。
で、その中で、精油の化学成分を知ってもらうためにいろんな仕掛けをしています。
"ええやん、香りが好きっていうので、選んだら!"
そうそう。それって一番大事です。
でも、
精油は天然もの=安全ではないんです。
それを理解するためにも、
もっといろんな場面で、精油を活用するためにも、化学という学問で裏付けされた知識を持つことは大切です。
・・・・が、学問だけで、割り切れるものでもないのが、アロマの魅力。
"なんかわからんけど、楽になるんえ"
"カンで選ぶと自分にぴったりの精油が選べるねん。"
という、声があるのも事実です。
扱い方を間違うと、機嫌が悪くなる。
丁寧に扱うと、いろんなものに化けてくれて、ココロもカラダもステージが上がる。
ちょっと怪しいとこもある・・・
それが魅力ですね。
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